Product Description
通常、エフェクターを開発する際は、ハムバッカーのギターでも、シングルコイルのギターでも、どちらでも良い音がするように、調整しながら制作されます。特に高音については、ハムバッカーでも音がこもらないように調整されているため、ジャズマスターの特徴であるキンキンとした耳障りの悪い音が強調されがちです。
アンテイク・ディストーションは、開発段階で様々なタイプのジャズマスターやJMタイプのギターで試奏を重ね、ジャズマスターで最高の音がでるエフェクターとして開発されました。
また、ジャズマスターと言っても、ビンテージから国産、ハイエンドなJMタイプからローエンドなものまで多種多様です。
それぞれのギターの良いところは生かしつつ、「キンキンとした高音が耳に痛い」「抜けが悪い」などの弱点を改善する手助けとして、アンテイク・ディストーションには、高域と低域の歪みを個別に調整できるGain-HI / Gain-LO、キンキンとした高域を調整できるPresenceなどの機能を有しています。
オーバードライブとディストーションを一緒に使用すると、さらに深みのあるサウンドメイクが可能です。あなたのジャズマスターライフに、1台あるとより豊かになると思います。ぜひ、一度手にとってお試しいただけると嬉しいです。
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Gain-HIとGain-LOが独立しており、個別調整して奥深い歪みサウンドを作り出すことが可能
ハイを強めのゲイン感とかローを強めのゲイン感など、好みに合わせて調整可能です。
HIとLOの歪みをミックスする事により、解像度が高く奥行きのあるサウンドを実現しています。
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レンジが広く、全帯域のバランスの良いナチュラルな歪みサウンド
どこかの帯域が出過ぎるという事なく自然な特性で、レンジの広いジャズマスターの特徴を損なう事がありません。
また、歪み成分が全体を包み込むような感覚で、全帯域がバランス良く響くような効果が得られます。
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ジャズマスター特有の耳の痛いキンキンした高音を調整できるPresenceを搭載
普段使わないようなスタジオのアンプや、ライブハウスのアンプで音を出した時に、ジャズマスターで悩まされるのが耳に痛いキンキン音です。気になった場合は、Presenceのツマミを左へ絞ってみて下さい。
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Gain-LOの調整で、音抜けの良いサウンドを実現できる
フロントピックアップや低域の出過ぎるアンプを使用した際に、音抜けが悪いと感じた場合には、Gain-LOを左へ絞ってみてください。スッキリと音抜けの良いサウンドが得られます。
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ギターのボリュームを絞ると、極上のクランチトーンに
Gain-HI、Gain-LOをセンターより右に回した状態で、ギターのボリュームを絞ると、極上のクランチトーンが得られます。
■仕様
電源 | DC9V センターマイナス電源 | 必ず安定化された電源を使用し、極性にご注意願います。 |
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電源電圧 | ~DC10.8V | DC18V でも動作は致しますが推奨範囲はDC9V±20% |
消費電流 | 約8.8mA at DC9V | 約10.3mA at DC18V |
使用温度範囲 | 0℃~45℃ | 結露無きこと。 |
コントロール | Gain-HI | 高音域のGain 調整 |
Gain-LO | 低音域のGain 調整 | |
Tone | ||
Presence | ||
Level | ||
スイッチ ON/OFF SW | 回路全体のON/OFF | |
入力インピーダンス | 約470kΩ | UNTAKE OVERDRIVE |
約320kΩ | UNTAKE DISTORTION | |
出力位相 | 逆相 | |
バイパス | トゥルーバイパス |
※ 部品購入の関係上、ロットにより部品が変更となる可能性が御座います。
部品のばらつきにより、ノブ1 メモリ程度のばらつきが生じますがご了承願います。
入力は電源電圧より高い電圧を印加しないようにご注意願います。